2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「ルポ 貧困大国アメリカ」 堤 未果著  感想

岩波新書で2008年1月に発行され、話題になった本である。定価700円とあるが、売れている本は何となく敬遠してしまう悪い癖がでて、今頃古本屋で105円で購入。 アメリカにおいて、主にレーガン・ブッシュ政権時代に教育、医療と言った部分を含め広く民営化さ…

ページビューはロボットの巡回?

天気のよい日曜日。布団を干して、スクーターに乗って、ジムに行き、軽く運動する。悪くないね。実は結構息が絶え絶えだったりするのだが。それに午後は疲れてしまって何もする気がせずに何にも手がつかない感じで過ぎてしまったりしているのだが。 で、ペー…

「その英語、ちょっとエラそうです」 デイビッド セイン著 感想

しかし、本当に僕は英語本が好きだなあ。この本は青春新書でシリーズとなっているらしいものの一冊。 この表題、そして読んでみるとわかるが、編集方針が、ネイティブがどう思うか、ネイティブにとって自然な表現は何か、という立場で貫かれている。 ちょっ…

「90分でわかるフーコー」 感想

イギリスの作家ポール・ストラザーンがシリーズで出している90分でわかる哲学者シリーズの一冊である。 実は2度目の読了。フーコーは亡くなって20年近く経つとは言え、現代フランスの人気のある哲学者だから、入門、概説と言った本は結構ある。その中で…

「大地震 死んではいけない!」 感想

2008年夏、僕は実家で大きな地震に遭遇し、怖い思いをした。幸い家の屋根が少し壊れた程度で(って、結構すごいことだと思うが)家族は皆無事だった。それでもこれは教訓としなければいけないな、と考えて買ったのが、この本である。講談社+α文庫。 し…

それでは、「日本人が誤解する英語」 書評、というか感想

著者のマーク・ピーターセンさんは、来日してから長らく日本人に英語を教える、日本人の英語論文を添削する仕事に携わっている方で、今は関西方面の大学の先生をしているらしい。ずいぶん前だが、岩波新書で「日本人の英語」というベストセラーあり。 まず対…

「日本人が誤解する英語」 書評 の前に。

英語好き、というより英語学習好きと言った方が良いかもしれない僕はこんな年になっても性懲りもなく英語学習本を買ってしまう。で、上記の本も駅の本屋でふらふらと買ってしまったものだが、珍しく読み通した。部分的には2度も。早速書評に入りたいところ…