2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「戦争の犬たち」 フレデリック フォーサイス著 角川文庫 読了

フォーサイスの短編がけっこう好きなので、長編の手始めに読み始めた。 すでに書いたように現代とは時代の違いが顕著。ここではフォーサイスの世界観、政治観が明確に出ていて、あるいは出過ぎていて、小説としてはご都合主義に過ぎる、という気がするが、も…

小倉千加子 「セックス神話解体新書」再読中

性欲が本能ではない、とすれば、何なのか。 と言うあたりを興味津々、再読中。

「フェミニズムの時代を生きて」 岩波現代文庫

数ヶ月前に読んで、感想を書きたいと思っていて延び延びになっていた。 僕は中年男性だし、この本の中で上野千鶴子先生が言っている「当事者性」がないわけで、まずその意味でフェミニストではないし、また世間で「女性を尊重する男性」という通俗的な意味で…

「職業としてのAV女優」  幻冬舎新書

よくわからない世界について知識を得られたと言うことで、読んだかいがあったけれど、AVの仕事を肯定的に見る視線、そのビジネス書のような文体に違和感を覚えてしまった。それは僕の偏見なのであろうが。 リスクの一杯ある業界だと言うことは説明しているし…