銀河パトロール隊は1930年代に書かれたSFである。僕が子供のころすでにシリーズが出ていて、読みたいな、と思いながら果たせなかった作品。
新訳が出たので、キンドル版で少し安かったので購入し、読了。
スピード感あふれる展開、とにかく壮大なスケール、と、いう面白味はあるのですが、ちょうどスタートレックを見るときに感じるような、戦争がすきだなあ、正義の名においては人殺しは何でもないのだな、という印象が強い。その点でとてもアメリカ的。面白かったし、楽しんだけれど、シリーズ2巻を読むのは定年後でよいです。今の僕はSFなら、ディアスポラ(グレッグ・イーガン)などを先に読みたい。