このチャーリー・パーカーのCDはいい

 コルトレーンを再び聞き始めたことによって、ジャズに対する興味が呼び覚まされ、手持ちのチャーリー・パーカーのCDに再び手を伸ばしてみたけれど、録音悪くてなんだかつまらなかった、と言う話は前に書いた。なんだか悔しいから、CDを探して買って聞いてみたところ、これはなかなか良い。何より録音がいい。音源は同じはずだから、デジタルリマスターの技術がそれだけ進歩したと言うことなのだろう。中にはスクラッチノイズのすだれの向こうに漸く音が見える、と言った曲も幾つかあるけれど、あとはおおむね僕としては許容範囲。つまり、手持ちのCDよりずっと音が良くて、楽しめるということ。さらに5枚組で一枚あたりの単価が安い、このセットだけでだいたいチャーリー・パーカーの良いところはカバーできる(らしい)ということで、曲はだぶるとはいえ、買って良かった。
 

A Studio Chronicle

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