2020-10-18から1日間の記事一覧

「離陸」 絲山秋子著 文春文庫

御社のチャラ男で絲山秋子にはまった、すなわち絲山秋子という優れた作家を再発見した私が次に読んだ長編が「離陸」である。 佐藤という、ダム管理などをするキャリア官僚の、ダム管理の現場、大学時代の回想、四日市の家族のこと、パリでの勤務、そこで知り…