2018-12-10から1日間の記事一覧

工場  小山田浩子作   新潮文庫   

大変魅力的な作品だ。僕自身、メーカーに勤めるサラリーマンであるので、主人公達が勤める工場ほど巨大な工場に勤めた経験はないが、勤め人としての経験から、ビンビン響く場面・言葉があり、大変面白く読んだ。 語り手は、三人居て、それが明確に示されず、…